パタヤ　フリーランス「リナ」5

　2020年。7月22日。パタヤがロックダウンされ外出が憚れるようになりました。パタヤの盛り場が軒並み閉鎖され、それに伴い働けない嬢たちの多くが田舎に帰ってしまいました。これでは女性と遊べない。しかし、このリナ嬢は夜の蝶ではなく、学生なので関係ありません。一応、実家はコーンケーンらしいのですが、帰らないようです。 しかし、（基本）外出禁止、ホテルも閉鎖（実際は客がいれば営業可能）のため、外では会えないかー、会うとしたら自分の部屋で会うしかないかなー、などと思っていたら、さすがタイ、というかパタヤ。ホテルは閉鎖せよという命令なのはずですが、ショートタイムホテルはなぜか営業可能とのこと。 ということでリナ嬢に連絡してみることにしました。どうやら彼女も暇している様子。しかもお金がピンチということもあり、早速返信がありました。

　ちなみにこのリナとは既述のようにいつも生でしていたのですが、出すのはいつも外。しれっと中に出してもそんなに怒られなさそうですが、万が一怒らせて、もう会えなくなるのが嫌だったので毎度外に出していました。 毎度、体を合わせるたびに冗談交じりに今日は中に出してもいい？と聞き、彼女からマイダーイと言われるやりとりいつもの流れとなっていました。まあ、彼女は面倒くさかったかもしれませんが、駄目でもともと、軽い雑談のノリでいつも言っていました。

　そんな中、今回なんですが、実はリナと会う予定の日が私の誕生日。 おっさんになると誕生日など無頓着になりますが、リナと約束してから気づきました。ああ、その日誕生日だわ、と。というわけで自分へのプレゼント？というわけでもないのですが、一つこれをとっかかりとしてリナに頼んでみようと思いました。つまり、今日は私の誕生日だから中に出してもいい？と笑。

　すごいしょうもない話ですが、まあ、コロナで行動規制がかかり、皆ストレスが溜まっていました。パタヤでもタイ人・外国人含めて心を病んで自殺する人が連日いるような状況。そんな中の一つの楽しみ。中出し自体にそんな意味はなく、ただあまりに暇だったため、なにか変化というか楽しそうなイベントがほしかっただけなのかもしれません。まあ、それにつきあわされるリナはたまったもんじゃないかもしれませんが・・・。

　というわけで早速リナにメール。上記のように実はその日俺の誕生日。だから・・・今回は中に出してもいい？誕生日にはリナと会いたい。まあ、実際はたまたまなんですが、そのほうが相手も気持ちが良いかなと思って追記してみました。するとしばらくしてからリナから返信がやってきました。 それじゃあ・・・いつもの2000バーツに500バーツ上乗せして2500バーツなら中出ししてもいいよ(^○^)。

　なるほど。そう来たか。うーん微妙。今度はリナの方から、妊娠したら困るから中に出されるのはあなたが初めて・・・とまで言われました。これは男なら誰でもグラっとくるセリフ。この際、それが真実かどうかは関係ありません。しばし悩んだ結果・・・まあ、誕生日だしな、自分に自分へプレゼントの気持ちで了承することにしました。

　というわけで当日。いつものようにホテルで待ち合わせ。今回は初心に戻りコスプレなし。裸一貫で勝負。そうしていつものように行為がスタート。リナとはこれが9回目の対戦。もうなれたもんです。しかし、いつもと違うのはラストのみ。いつもはお腹や背中に放出していた精をリナの体内に出す予定です。 そうしたプチイベント感が功を奏したのかいつもより早めに高まってきます。そしてその時がやってきました。

　最後はやっぱり正常位だと体位を戻してラストスパート。そしてフィニッシュの時。事前通告の通り、リナの中に中出しします。そして襲ってくる虚脱感とともに達成感？と満足感？ しばらくそのままの体勢でいた後、リナは後始末するために浴室へと向かいました。そしてベッドに戻ってくると私の腕枕に横になります。そしておもむろにこう訪ねてきました。どうして中に出したいの？そもそも生でしているから気持ちよさは変わらないじゃない？

　・・・うーん、確かに。なんでだろう。確かに外に出そうが、中に出そうが気持ちよさは変わらない。しかし、やはり違う気がする。外に出すことは、なんというか虚空に放出して自己の精子を殺している感じ？がする。翻って中に出すことは・・・なんというかしっかりと自己の精子を受け止められている感じ？がする。

　 女性にはわからずとも男性には分かってもらえるはず。多分。しかし、そんなこと女性に、しかもタイ語で説明できるはずもなく苦笑いしてやり過ごしました。

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