
タイ国会議員がレイプ対策で売春合法化を提案、政府による買春支援も
各報道によるとタイ文明党党首であるモンコンキット・スクシンタラン下院議員は2020年6月16日、強姦などの性犯罪を防ぐ対策として、売春や大人の玩具の合法化を提案。下院委員会に働きかけをすることを明らかにしました。 さらにモンコンキット・スクシンタラン下院議員は、「(強姦犯が)買春する余裕があったり、衝動を管理する手段があれば強姦事件は減るだろう」と話し、売春が合法化された場合、政府は買春する余裕のない人々への支援をすべきだと述べたとのこと。
これは非常に勇気ある発言だと思います。売春は最古の職業とも言われています。まあ、それくらい女性(に限らないけれど)の貧困は根深い問題とも言えます。しかし、タイだけでなく日本だろうが、欧米だろうが、売春禁止と謳っておきながらグレーゾーンと称し、色々な形態で営業していることは周知の事実。臭いものに蓋をするだけではなんの解決にはなりません。
売春合法化は、レイプ対策だけでなく、衛生、治安、そして税金対策としても非常に有効かと思います。売春禁止国の風俗のお金が裏社会に流れているのは世界中どこの国も同じ。それならば国家が管理してきちんと税金をとったほうがいい。こんなことを言うと、またぞろ現場を知らない自称知識人が発狂しそうですが、彼らがいつも日本を下げる比較対象とするドイツも売春合法国。

それより何より売春を禁止して風俗店を潰したところで女性たちは地下に潜るだけ。だって大元はお金がないことが原因なのだから。そしてその分、危険と隣合わせになります。まあ、海外夜遊びをライフワークとしている身としては、タイが売春合法化すればより遊びやすくなるなーというのが本音なのですが・・・。