バンコクのゴーゴーバー「ナナのスパンキー」

投稿者: | 2020年1月8日

 2018年10月。ナナのレインボー1,2の惨状に絶望した私。友人と合流した後、別の店を探すべく2階にあるスパンキーへと向かいました。この店は、女の子が、店の前を通る客を棒で叩いてくることで有名。“笑ってはいけない””デデーン!〇〇アウト~!”でおなじみのあの棒。そう。ビニールとウレタンで出来ている、いわゆるガキ使棒です。

 店の前を通るとそれで叩かれる(冗談半分で)わけですが、私はどうにもあのテンションについていけず今まで入ったことがありませんでした。友人からここ入ろうや。私が答える前に友人はすでに店内に入っていました。まあ、いいか、そう思い私も友人の後について店内へ入りました。

 店内は普通のゴーゴーバー。しかし、よく見てみるとステージかぶりつきのカウンター席で見ているファラン(西洋人)の客が、ステージで踊るゴーゴー嬢のケツを一心不乱で叩いていました。叩かれている嬢はというと・・・もういいわお前。みたいな死んだような顔でされるがままになっていました。

 しかし、しばらくすると、お前いい加減にしろよ、と言わんばかりに客のガキ使棒を取り上げ、客を叩き始めました。客の服をたくし上げて直接背中を叩いていたのですが、客はフォー!とかいいながら喜んでいました。しかし、どう見ても嬢は盛り上げようとやっているのではなく、般若の様相で叩いていました。

 自分でいうのもなんですが、私もどちらかというとM気質。しかし、そんな私ですら何が楽しいのか何がフォー!なのか全然意味がわかりません。もういい。早く違う店に行こう、そう伝えようと隣に座る友人の方を見てみると・・・そんなに満更でもなさそうな表情。いや、むしろ楽しんでいる?恍惚とした表情をしています・・・おい、まさかお前そっち側なのか?!あれをやって欲しいのか?思わず友人の性的嗜好を垣間見た気がしました。

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